母子家庭

息子が小学一年の頃に離婚し、娘と三人で暮らしています。
色んな研修に行くと、母子家庭は子供が問題を起こすことが多いと言われるし、実際に少年院で過ごす子供の7割8割は母子家庭だという事実を聞かされると、胸が痛みます。

十分に愛情をかけてあげられているかと自分を問うと、答えはノーです。
もし今離婚していなかったら、私は仕事を辞めて、息子の支援をもっと出来ていただろうな、それがいいことか、悪いことかはわからないけれど、少なからず息子自身や、私自身の不安は少し緩和されていたかもしれないと思うと、申し訳ない気持ちになる。

でも離婚せずにやっていけたかと言うと、やっぱり無理だったなぁと思ったり…過去は振り返っても無駄ですね。振り返らずに八年間やってきたけど、息子のことになると、不安から、少し自分の選択した道を振り返ってしまうことがあります。

父親は、新しい家庭を築き、数ヶ月前に再婚と同時に子供が生まれたと聞き、息子は父親を拒絶し会わなくなりました。
くよくよしないようにはしてるけれど、息子を辛い目に遭わせているかと自分が嫌で、何も考えたくなくなったり、現実逃避してしまいそうになる。
でもひとまず、この週末を楽しく過ごしたくて、息子からリクエストのあったスターウオーズを全部観てから映画を観るために、今日レンタルしてきました。
ささやかな息子の幸せを感じながら過ごしたい。